2017年2月23日木曜日

GSX-R1000 吸気口清掃

GSX-R1000 K5 2005年モデルの持病が再発しました。


アイドリングが1000rpmを切り、アクセルオフでクラッチを切ったときにエンストします。
アクセルオフ時に吸気バタフライバルブが閉じ切ったまま張り付いてしまうのが原因です。
燃料内の不純物等がヤニのように付着しアクセルオフ時にバルブを閉じてから少し開くと言う動きを妨げているようです。

エンジンオイルを換える前にやっておきたかった作業ですが仕方がないので吸気口を清掃します。


シートを外し、タンク前部のねじを外してタンク前部を持ち上げます。


適当な木材でタンクを支えて(中古のため純正の支え棒は付いていなかった)エアクリーナーボックスのふたを外します。


12本ものねじで止まっています。
真ん中のねじを外し忘れないこと、抜け止めの無い後方のねじはきれいに抜いてしまった方が良い。
ふたを取ったときに飛んでしまったらしく、ねじが2本足りない。

結局タンクを全部外して覗き込んで探しましたが、1本しか見つけられませんでした。

時間も無いので作業を続けます・・・。


ふたを開けるとこんな感じ、手前がエアクリーナー、奥が吸気口です。


外したエアクリーナーとかエアエレメントとか言われるやつ。
そういえば一度も換えていない・・・。
換えも用意していないので軽くたたいて再使用します。


エアクリを外したところ、左が前です。左右の吸気ダクトから入ってきた空気をエアクリを通して後ろの吸気口へと送ります。


吸気口から見えているバルブともうひとつ奥にもバルブがあります。
キーをオンにすると手前のバルブが開くので、泡タイプのキャブクリーナーを4つの吸気口に吹き付けてからエンジンを掛けます。
なかなか掛からないのでバッテリーが元気でないといけません。
2回通り作業しました。
今度はキャブクリーナーを洗い流すべくエンジンを掛けたままパーツクリーナーを吹き付けます。

元通りに組み上げてから試走してきました。


エンストも無く、アイドリングもばっちり上がっています。

心残りはエアクリーナーボックスのふたのねじです・・・。

1つないままそっとじ。

ねじ探しに時間を費やし、1時間も掛からないつもりが、1時間半も掛かってしまいました。

急いで12:00出勤の仕事に向かいます・・・。

仕事が終わって制服から着替えようとズボンを手にしたところ、ポロッとねじが落ちました・・・。

ポケットぐらい探せよオレ・・・。

翌日再びタンクを持ち上げてねじを締めて作業終了です。

相変わらずのトホホぶりですがこれでしばらく調子よく走れそうです。