2017年6月8日木曜日

KLX125 ナックルガード

KLX125に、ナックルガードとかハンドガードと言われるものを付けます。

モノは以前購入しておいた安い汎用ナックルガードです。



まずは取り付け可能か合わせてみて判断します(写真は作業中のもの)。

鉄の芯の入ったがっしりしたものです。



右のスイッチボックスを外してワイヤーの取り回しを確認してからタイコを外してスロットルチューブを抜きます。



グリップエンドにはこのように穴が開いています。

6mmのドリルが入って、6.5mmのドリルが入らなかったので6mmの穴が空いているようです。



グリップエンドにこれで取り付けるようになっているのですが、これを使うには溶接を溶かすか、削って、エンドパーツを取り外さなければなりません。
それより、エンドに空いた穴にねじを切って直接取り付けようと思いました。

ネットでねじの下穴径を調べます。

M7の下穴が6mmでぴったりです。

しかしM7って聞いたことないなあと思いネットショップでボルトを探すとやはりほとんどありません。

となるとM8で下穴6.8mm。
手持ちのドリルを見ると6.5mmまでしかありません。

ゼロからのねじ切りは初めてぐらいだと思いますが、大変なのは目に見えているので下穴は7mmで行こうと思います。



と言うことでほこりのかぶったMTBを引っ張り出していざランチへ(おい!)。

担々麺定食を食べて、近くのホームセンター、コメリでドリルとボルトを探します。

やはりM7ボルトは無い。

ドリルはセット物には6.5mmまでしかありません。

M8ボルトと7mmドリルを購入。

さすが単品828円で買ったドリルはよく切れる。

が、食い込んで回らないので6.5mm、7mmと広げていきます。



M8タップ(セットの安物)でぐりぐりとねじを切っていきます。

タップが折れるのが怖いので慎重に進んでいきます。

7回転ぐらい切り進んだところで嫌な感触がして空回り。



タップではなくタップハンドルが壊れました。



さすがにこのままにしておくわけにもいかないので再びコメリへ。

タップハンドルとM8タップを購入。

さすが単品608円のタップきれいな切りくずを出しながらぐんぐん切り進みました。

スロットルチューブとグリップのはじをノコで切り飛ばします(写真が無い)。

グリップが少し内側に入るのでスイッチボックスの位置決め用の出っ張りをカットします。



仮組するとスイッチボックスが固定できず、簡単に回ってしまいます。

やばい、カットではなく穴を開けるべきだったのか。

バーにビニールテープを巻いてだいぶ動きにくくなったので良しとします。



左側はグリップエンドをカッターで切って下穴を開けて、タップを切っていきます。

安物ナックルガードなので、バリを取ったり、ボルトが通らない穴を広げたり、短すぎて届かないボルトを手持ちの物と入れ替えたりしてなんとか完成。





ハンドルが短いので内側はハンドルクランプのすぐ外側で固定しています。



左側はクラッチケーブルに当たっていますが動きを阻害するほどではありません。

右側は問題なし。

早速試走に行くとハンドルが重い。

て言うか5000回転付近での共振がひどく意識がそっちに。

原因を探るとどうやらリヤの方。

ナンバープレートホルダーかと思い押さえてみても変化なし。

キャリアも違う。

キャリアの下のフェンダーでした。



キャリアを持ち上げた写真。

キャリアの裏側の四角いゴム板でフェンダーを押さえるはずがフェンダーと0.5mmほど隙間があり、フェンダーが振動していました。

丸いクッションを追加しましたが厚すぎたので最終的には丸いクッションのみにしました。

たのむぜデイトナ。


ナックルガードは、ハンドルが重たくなった以外には特に問題なし。

手に当たる風が減ってしまうかと思い、鉄芯のみにするつもりでしたがその必要もなさそうです。

逆に冬場に対処が必要かも。


昼食をはさんだり、2回も買い物に行ったり、安物のための修正をしたり、別件の対処をしたりで5時間も掛かってしまいました。

道具と材料がそろっていれば1、2時間で出来た作業だと思います。

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